『ボクの自学ノート』
NHKスペシャル『ボクの自学ノート~7年間の小さな大冒険』をTVで見ました。
主人公の梅田明日佳君。「自学ノートはぼくの趣味です」と言い切るところがすごいなって思いました。
私も日々感じたことを綴ったり、本の抜き書きや新聞の切り貼りをしているノートがありますが、「何か発見してやろう」とか「せっかく得た知識を忘れないように書いて蓄積しとこう」という考えで書いたり、貼ったりしているので、書くことで考えを深めるとか、それを楽しむ態度に欠けていたな、と感じました。
書いたノートを見返すこともあまりなく、そこで感じた疑問を踏み込んで探ろうとする姿勢もなく、ただ書きなぐって、書くことで自分の気持ちを整理するためのノートだった気がします。自分の気持ちのままに書くので、改めて読んでみると自分の視点しかなく、時に思い込みだけが激しく主張されて増幅してるって感じで、その思いから抜け出せない自分がノート上にも展開されてるなって思いました。
梅田明日佳君は、疑問点を誰かに聞きに行ったり、調べたり、調べたことと聞いたことをつなげて自分で考えて文章にしたりしていて、その行動や書いた文章が新たな出会いや発見を生んでいます。その作業というかその行為全てを趣味としてとことん楽しんでるところがすごいと思います。
私も自分のノートを使って、自分の興味や考えを少しずつ広げていくことを目標にしてみます。一人でも楽しめる、一人から始まるってことが、これからの私にはとっても大事なことのように思うのです。自分と向き合うだけじゃなく、向き合いながら外の世界に触れていくためのノートにしたいです。
最近はマイノートがブームみたい。
たくさんの本が出版されています。
カラフルなノートも素敵!
テープのりやマスキングテープを使って、わたしの自学ノート作りをしてみよう。