ケチだけど、ケチケチしない
子ども達が大学を卒業して、施設に入居していた義母も亡くなり、今やっと、少しだけ、家計に余裕が出てきました。
ちょっとだけでもお金の苦労が減ると、心にもゆとりが生まれます。
心にゆとりが生まれると、なぜか今までの自分を振り返ってしまうから不思議。
そして私ってケチだなぁって実感してます。
思い返してみるとお金を使うのを惜しんだことが何回もあって、その記憶が今、私を苦しめています。ケチケチしたことを思い出す度にわぁぁーーって頭を抱えてしまいます。情けなくて。恥ずかしくて。
具体的に言うと、たとえば
遠い親戚に渡す香典の中身をギリギリ最小限に抑えたこととか
遠くから遊びに来てくれた友人のご飯代を割り勘にしたこととか
2泊も泊めてもらったのに、たいしたお礼をしなかったこととか
大したことではないかもしれないけれど、そんな小さなことが不意に思い出され、思い出す度に後悔の念に襲われています。
なぜか思い出すのは、人との付き合いが絡むお金のことばかり。
ケチなんだよ私は。
多分これからも出費の際は、その都度いくら出すか迷うんだろうね。
ケチと認めて楽になりたい。
人との付き合いのお金って正解がないから難しいです。
ケチと思われたくないから多く出すのも違う気がするし、
かと言って、ケチなのにケチと思われたくない自分もいるし、
心の中でいつも葛藤する自分に自己嫌悪。
思い切って奮発したこともあったと思うけど、そのときのことは覚えてないので思い出すこともなく、ちょっとしか出さずにくよくよしていることだけ思い出すのはなぜでしょう?
お金がふんだんにあればこういうことで悩まないのかな?
ケチだと自覚して、ケチケチせずに生きていきたいです。
そのためにはどうすればいいのかな?
無駄だと思うことにお金を使うことが大事かな?
目先の損得を考えないように生きることかな?
リッチになることが一番の解決法かな?
私にとっては難しいテーマだけど、いろいろトライしてみたいと思います。