『家族の違和感・親子の違和感』
私が時々感じる夫に対するイライラ感情は、全てが夫のせいとは言えず、自分自身の問題が根底あった! ということにこの本を読んで気付きました。
- 脱いだ靴下を「これ洗濯物」と言って放り投げてくる
- 朝、慌ただしく動いている私にはお構いなく、自分用の具だくさんなスープや味噌汁を作り始める
- リビングでくつろいでいる私がいるのに大きめの音量でクラシックの音楽を流す
など、夫のイライラポイントはたくさんあるのですが、文章にしてみると、たいしたことないなと思えたりします。
それなのに、なんでこんなに腹立たしいんだろう?
夫の言動が気に入らないと思う自分は、夫にすごくこだわっている自分でもあることが見えてきました。
なぜ夫にこだわってしまうのか?
それは、私が孤独や寂しさを感じているからかも。
自分の孤独感や寂寥感と対峙するには、考え尽くすという論理の力を使うよりも他者と会話したり、全然違うことを考えたり、行動したりして自分の視野を拡げて
「別解」という視点に立って (P.67)
みることの方が効果的なんだ、というようなことがこの本に書いてあります。
「別解」を持つ余裕を持てなかったり、「こだわり」続けてしまうことが人を袋小路に追いやってしまう、という作者の説明はズドーンと私の心に響きました。
仕事以外のいろいろなことを積極的にやっていかないと、夫にイライラしてあたる妻から脱却できない。
お金がないから・・・
こんな私だから・・・
って何かをやる前にブレーキをかけるのを止めて
私はすごいんだから自信もって!
お金のことは何とかなるからとりあえず!
いろいろやってみよう。
私の世界を拡げるために