セレクトショップ
近くのお店で『1日限りの出店をします』とセレクトショップの告知があり、いい物があったら買おうかな~と気軽な気持ちで行ってきました。
並べられていたのは、ハンドメイド風のシンプルな綿素材のブラウスやスカートやワンピース。
触ってみると生地がしっかりしていて、縫製もていねい。ボタンがかわいい。
国内で縫製していると教えてもらいました。
ブラウスはちょっとだけ奇抜なデザインだけど、色が紺と黒と白に限定されていて、上から羽織った感じでは、見た目より独特感はなかったです。
でも、店内が薄暗くて鏡に映った自分の姿がぼやけて見える・・・
鏡の幅も狭くて、斜めに倒しているので実際の感じがどういう風なのかよくわからない・・・
結局「買います」の言葉が出てきませんでした。
接客に付き合わせてごめんなさい。
買う気で行ったんですよ。現金も用意して。
試着したブラウスを脱いで、
「すみません、今回は止めておきます」
と言って苦笑。いろいと教えてくれた女性も苦笑。
ちょっと辛い気持ちになってお店を出ました。
セレクトショップって私にとっては敷居が高い場所でした。
自分のファッションがわかっていない人は、行ってはいけない場所なのかもしれません。悪くないなと思ったのですが、どうやって着こなせばいいのか、よくわからなかったんです。
そういう私は、やっぱり、店頭に並んでいる今どきの服をチョイスして無難な着こなしをしていくしかないのかもしれません。
やっぱり百貨店の存在ってありがたいと気がつきました。
百貨店の中のいろいろなショップを見て、ショップに飾ってあるマネキンを見て、試着して、店員さんとお話して、パンツとシャツを組み合わせて、あーだこーだすることができるから。
買わなくても、今回ほどの罪悪感は感じないし。
でも。こういうことも思い切ってセレクトショップに行ってみないとわからなかった。
本当のおしゃれさんになるには、リサーチと努力と勇気と経験が必要。
そこまでがんばらなくてもいい人は、百貨店とかショッピングセンターとかユニクロとかを利用するのが無難かな?
それでもやっぱり、家に帰って考えてみたら、自分の考える自分の枠を飛び越えるためにもあのブラウス買ってもよかったんじゃないかな~と後悔してます。
買い物は難しい!
これからも懲りずにいろいろな服を試してみよう!
それしかないです。