スーホの日記

これからの人生のために!

オンワードの服は付け札が右

洗濯方法や素材、メーカー名が記載された洋服に縫い付けてあるラベル(→付け札)。

ブラウスやセーターなどの上着の場合、着用して左側についていることが多いと思います。前後がわからないような服の場合、この付け札が左にくるように着ればだいたい大丈夫!

 

のはずが・・・なぜかオンワード樫山の服は右側に縫い付けてあります。

衣料品の表示についてどんな決まりがあるのかな? 

 

 

衣料品の表示を規定しているのは、家庭用品品質表示法と景品表示法

 

景品表示法は、主に原産国表示や組成(綿100%とかカシミア30%とか)表示において事実と異なって、事実以上によく見せちゃうのはダメですよってことがと定められています。

 

家庭用品品質表示法では、もう少し細かく表示のきまりが示されていて、衣料品なら繊維の組成、家庭洗濯等取扱方法、表示者名の付記の要件が品目ごとに記されています。

 

具体的な表示方法については

品質表示は、下げ札でも貼り札でもよいが、見や すい箇所に分かりやすく表示すること。特に家庭洗濯等取扱方法については、容易に取れ ない方法で繊維製品に取り付けることになっており、 縫い付ける方法が一般的である(繊維規程第3条)

 とあり、容易に取れない方法で取り付けてあれば、洗濯表示は左右どちらでも、というかどこでもいいのです。

 

ここで言う下げ札というのは、紙でできていて衣料品に糸や包装にセロテープで止められている物のこと、貼り札というのは衣類に直接縫い付けられている付け札のこと。

 

ということは、洗濯方法以外の大事なことが下げ札に書かれているかもしれないので、一度はじっくり読んだ方がいいかもしれません。下げ札って値段はしっかり確かめるけど購入後は着用時にポイって捨てちゃうから。

 

バーゲン時期到来!

お値段だけじゃなく、組成や洗濯表示のチェックも忘れずに買い物しよう。

夏物は特に自宅で洗えるものが重宝します。

 

追記(2019.6.29)

昨日バーゲンでICBのブラウス購入したら、付け札左側に変更されてることに気づいた

 

 

参考リンク

家庭用品品質表示法(消費者庁)

景品表示法(消費者庁)