加藤諦三の本
加藤諦三さんの本を読みました。
『子供にしがみつく心理』 から始まって
『「うまくいく夫婦、ダメになる夫婦」の心理』
『賢い生き方 愚かな生き方』
『やさしさと冷たさの心理』
『運命のうけ入れ方』
『心の整理学』
『モラル・ハラスメントの心理構造』
『加藤諦三の文章の書き方』
などなど、手当たり次第に読みました。
私と夫とのこと、私と両親とのこと、自分自身のこと、私と子供たちとのこと、鋭い指摘がいっぱいありました。
自分で何も決められず、夫が何もしてくれないことを恨んでいた。もっと私のことを気にかけてほしいと心の中で叫んでた。バカみたい。加藤諦三の言う神経症ってやつだ。
気づいたら "Over50" 自宅に一人でいると、何やってんだ! って思う。
ラジオ人生相談もいっぱい聞きました。
中には、それはあなた自身に問題があるのでは? という相談者もいたけど、その人のことを私は笑えない。私も自分のことをごまかしてたから。
「あなた今、素直に言ってくれたから、大丈夫です」
人生度相談での加藤諦三の優しい言葉に励まされる。だけど・・・
逃げてた自分に気付いたけど、気付いたことを行動に移すのは簡単じゃない。また逃げ出したくなる。
今はいい。80才のときに幸せになる。(加藤諦三 『自立と依存の心理』 P.54)
どんな小さなことでもいいから自分で決める習慣をつけること。そうすれば僅かではあっても自分の意思を感じるようになる。(加藤諦三 『自立と依存の心理』 P.192)