スーホの日記

これからの人生のために!

映画『人生フルーツ』

後半、しゅういちさんのお孫さんへの深い愛情を感じたところ位から、涙がホロホロ落ちてきて、自分の心の中のヨコシマなものがその涙と一緒に身体の外へ流れ出たんじゃないかと思うほど、見終わってスッキリ、ホッコリする映画でした。

人は、自分の子どもや孫に命をつないでいく存在だけど、それだけじゃなく、人が生活する環境や作物の育つ土壌や風景や文化や空気や食べ物など、ありとあらゆるものを次世代につないでゆく存在でもあるんだと感じました。

子どもにしても、土地にしても自分のものであって、自分の物ではない。

そんな感覚。

そう考えると、目先のことに振り回されず、10年、20年という長いスパンで物事を考え、今できることを少しずつ積み重ねてゆくことが大切だとわかり、心にゆとりが生まれる。そういう生き方で全然OKなんだなって思えて幸せ!

ただし、"その時" が来たらっサッと行動できるよう準備は怠らず。一日一日をていねいに生きる覚悟が必要。

毎日をちょっと楽しく豊かに暮らすコツもたくさん登場して、気持ちが潤う映画です。

著作もたくさんあるので読んでみたいな。