「買い物は投票」
2019年参議院選挙。
なんとなく~の親近感で投票した自分の選択を少し後悔しています。
投票後、自分の考えていたことと相違する発言を耳にして、なんで投票前にそのことに気がつかなかったんだろう・・・と反省。
日頃から、広い関心を持って政治について考えなければいけないなぁ。
人の言うことの真偽はすぐにはわからないし、いい人がいい政治家とも限らない。
政治家を選出するというよりも、郵政民営化に賛成か反対かみたいな二択の方が私たちにとっては選択しやすいのかもしれない。でも、今回の参院選が自民党の過半数越えだけが焦点の選挙ではなかったわけで、政治のいろんなことをある程度理解した上で投票しないといけないんだなぁと思いました。世の中はなんとなく変わっていく。それは、選挙の影響だけではないと思うけど・・・
「買い物は投票です」という言葉を時々聞きます。
消費者一人一人の買い物の選択が社会を変える原動力になる!
という意味で使われる言葉
たとえば、環境に優しい商品を購入するとか、働く人に無理を強いる生産体制で作られた粗悪品を買わないようにするという購買行動が、その商品を作る企業の方針を転換させ、その転換が社会構造の変革につながるということを意味している言葉かなと思います。
一消費者として、そこまでのことを考えて買い物するというのはハードルが高いけど、値段や賞味期限、原材料や産地などはきちんと表示を確認して選んで買い物をしているつもりです。
むしろ、投票より買い物の方が真剣に選択している! というのが今回の私の気付き。
政治家にはラベルがついてないし、発言の真偽もすぐにはわからない。商品の表示の不正に罰則はあるけど、人をラベルで判断することはできないのが選挙の難しさ。
日本が本当に成熟した民主主義の国家になるためには、政治に関心を持つことがスタートラインなのでしょう。