貯金と白髪
グレイヘアの美しい人 ― 輝いているのはなぜ? ― (主婦の友生活シリーズ)
- 作者: 主婦の友社
- 出版社/メーカー: 主婦の友社
- 発売日: 2018/10/18
- メディア: ムック
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グレイヘアと白髪は別物なのだ。(P.89 齋藤薫)
この言葉が刺さる。
白髪染めを止めて、アレルギーも少しよくなって、『今度いつ染める?』の心配から解放されたら、次なるハードルの出現。それは “おしゃれさんへの道!”
「ナチュラル」と「不精」は、まったくの別物である。
(P.118 内館牧子)
鋭い指摘にめげる。
どっちも別物と表現されているところが手厳しい。
でも、厳しい指摘はありがたく受け止めて前向きに捉える方が現実的だと思うんだ。身近な人は、面と向かって言えないことだからね。
現在の私は多分「白髪」で「不精」なんだと認めよう。
今から艶やかな髪と肌、似合うめがねとおしゃれな装いを手に入れて、この本に紹介されているような『グレイヘアの美しい人』に近づこう!近づきたい!近づけるかな?
この本に美容業界やファッション業界の思惑がからんでいるとしても、プロフェッショナルな人たちの言うことは素直に聞くべきだと思う。
プロフェッショナルな人の意見を聞いて、具体的にどうするかを決めるのは私自身。
受け止め方も様々でいいんじゃない? おしゃれさんへの道も人それぞれでいいんじゃない?
そう考えると麻生大臣が受け取りを拒否している「老後の生活には年金以外に2千万円のお金が必要」という金融庁の報告書も同じことなんじゃないかと思える。報告書が示したことは嘘ではない現実だとみんなわかっている訳だから。それを事実ですと公言できない政治的な判断もわかるけど、私たちは現実を受け止めて対応していかないといけないんだよね。
我が家の貯金と自分の容姿、両方とも現実を受け止めてここからスタートしよう。
普通の人を目覚めさせてくれるのがプロフェッショナルの仕事。受け取り方で生き方も変わってくる。