スーホの日記

これからの人生のために!

ドラマ『グランメゾン東京』

各回の最終場面に流れる山下達郎の曲を聴くたびに胸がキュンとします。

そのキュンを感じたくてドラマを見てると言えなくもないのですが、そこにたどり着くまでのドラマの内容も私のキュンには不可欠な要素。

 

実力はあるけど脚光は浴びていない個性的な登場人物が、困難を乗り越え協力してフレンチレストランを作っていくストーリーに毎回励まされてます。そしてドラマに登場するスペシャルな料理は、フレンチが食べたたい! という私の気持ちを最大限に刺激してくれます。

 

コース料理で2万円は、今の私にとってはなかなか手が出せない金額。

一緒に行くのが夫だとしたら、二人で4万円の出費。それは一ヶ月の食費に近いので。

 

それでも、このドラマのようにそこで働く人の思いが詰まっているレストランなら、行く価値はあるよねぇ。素材、人件費、場所などの必要経費を考えると2万円では到底割に合わないと思うし。

 

 

昔一緒に働いていて、今は年金暮らしの先輩と夜の食事に行くことになり、前から行きたかった酒房の3千円のコース料理を予約しようとしたら、先輩から「ちょっと高い」と暗に指摘されました。考えたらそうだよね。お酒も飲んだら5千円だもん。

 

おしゃべりするのが目的だから、もっとリーズナブルなところで自由に注文してワイワイするほうが気楽でいいよね~ってことでおでん屋さんに変更。飲み物代も含めて3千円程度で、というのが夜の食事代の一般的な感覚なのかもしれません。1万円の攻防ではなく千円単位の攻防です。

 

外食に使うお金って人それぞれ費やす金額が違う、ということに改めて気づかされました。パートとはいえ、働いていれば頂いたお給料から時に美味しい料理を食べるための出費もできるし、美味しい物を食べてまた翌日から仕事がんばろうって思えるけど、年金生活だとそうもいかないのが現実。

 

今は、安くて美味しい居酒屋さんもいっぱいあって、そういうお店を開拓するのも楽しいなって思いますが、働き続けることで時々美味しい物が食べられるなら、いつまでも仕事していたいなって思ったのが正直な私の気持ち。

 

誰かと一緒に美味しい物を食べて、おしゃべりをするのって私にとってかけがえのない幸せな時間なんだって再認識。

 

身の丈を超えた出費も自分の世界を広げるためには、必要な出費なんだと思います。

 

外で食事できる喜びを感じられるように、そして高級フレンチを食べに行くために、仕事して健康でいられるようにがんばろう!

 

www.tbs.co.jp