スーホの日記

これからの人生のために!

慣れない注文方式『いきなり!ステーキ』

帰省の折、母の付き添いで一緒にデパートの商品券売り場に行きました。

 

商品券売り場は、お中元の特設会場から元のフロアに戻っていて、平日なので順番待ちもなく、すぐに若い男性の前に案内されました。

 

お中元のお返しに商品券を知人に配送する手続き。

今は、伝票に手書きするのではなく、パソコンに住所とかを入力するやり方。メモを見せると若い男性の担当者がどんどん入力してくれます。便利だけど、手書きの方式に慣れてるからちょっと素っ気ない感じもします。

 

入力が終わると届け先の住所や商品券の種類、金額、枚数など、確認手続きが順番に進んでいきます。確認後、商品券と箱を持って担当の男性が席をはずしたちょっとした合間

に、母から「あの人、声が小さくて早口だから、よくわかんない」と言われました。

 

確かにゆったりとした説明ではないし、声も大きくはありません。私は聞こえてたし、流れ通り進んでいた手続きも理解できてたけど、母は、指示されるまま、なんとなく住所を書いたメモを見せて、自分の名前や住所を言っていたんだなぁとそのとき気がつきました。

 

今まで経験していたやり方と違うやり方になると、混乱するものなんだなぁ、付き添ってきてよかったぁと思いました。

 

別の日のこと。

 

夫と『いきなり!ステーキ』に初めて行ったのですが、横並びの席に案内され、目の前に置かれたメニューを示して「セットメニューはこちらで伺います」「肉の注文はあちらでお願いします」と言って店員さんが席から離れて行きました。メニューにはグラム当たりの肉の単価が記載されていて、200グラムからとか300グラムからしか注文できないなどと書いてあります。戸惑いました。100グラム単位の肉の値段には馴染みのある私も、グラム単位だと高いのか安いのか一見しただけでは判断ができない。

 

悩んでたら、しびれを切らした店員さんがやって来て「セットメニューはこちらで伺います」と言うので、慌ててライスとスープを注文。おそるおそる「300グラムも食べられないと思うのですが」と言うと「それでは、注文時にちょっと少なめと言ってください」とのこと。だったら、最初からそのように書いてくれればいいのに・・・

 

ステーキ肉の種類を選んで肉切り場に行くと、はかりを目の前にお肉屋さんの雰囲気で焼き加減とかを聞いてくれて、自分がこれから食べる肉を確かめられるのは楽しい体験でした。

 

肉の味は美味しかった。

 

国産牛やヒレ肉を選んだから二人で5千円位のお支払い。注文するときに正確な支払金額がわからないっていう仕組みにも慣れてないから、レジでギョッとしちゃいました。思ってたより高かったから。

 

ファミレスのようにできあがりの写真があって、料金が書いてあって、どれを食べるか写真を見て選ぶだけという注文の仕方に慣れているからこその戸惑い。

 

これは、母が商品券を購入するときに感じていた、わからなさからくる違和感と一緒かもしれません。

 

新たな体験ができた『いきなり!ステーキ』に感謝だけど、そんなに気軽に何度も行ける店でもないんだなぁっと思った次第です。