スーホの日記

これからの人生のために!

かたづける

やましたひでこ さんや近藤麻里恵 さんの本など、結構読んでいます。片づけのコンサルタントをしている人のセミナーを聞いたこともあります。 いらないものを捨てて、自分の好きなものだけを周りに置くと、何かが変わる! 新しい発見がある! と思って片づけに取り組んでいるけど、結局あんまり捨てられない。潔くない私。 どうしても捨てることへの罪悪感がぬぐえません。そんな私がこれはいいなぁ と思った考え方が 
 『ゼロ・ウェイスト・ホーム』 の「5R」  (P.27) 「5つのR」 をこの順番のとおりに実行すると、それだけでごみはほとんどなくなります。 ① Refuse (不必要なものは断る) ② Reduce (必要なものを減らす) ③ Reuse (買ったものは繰り返し使う) ④ Recycle (①②③ができないものはリサイクルする) ⑤ Rot (残りはすべて堆肥化)。  
マンション暮らしなので堆肥化は無理だけど、たとえば「芯なしのトイレットペーパーを使う」とか「ドレッシングは手作りする」とか「だしを取った昆布は佃煮にして食べる」とか「安易にバーゲンで服を買いだめしない」とか、今あるものを大事に使おうという考え方なら実現可能。 「捨てること」 を考えるよりも 「あるものをどう使うか」 そして自分の暮らしに何を加えるかを買い物するときに よく 「考える」。  この本に紹介されているベアさんの"ごみを出さないシンプルな暮らし" すべてを真似することは難しいけど、消費行動をすこしづつ見直すことなら私にもできそう。それができると、私自身は変われなくても、世界や社会は少しだけ変わるような気がします。 それに、あるものを大事に使うことを考えると身近な人にやさしくなれる~ でも、無駄なものを買わないということは、日本の経済成長にはマイナスかもしれません。どんどんお金を回すことが日本経済にとって大事なことだと思うし、消費拡大=経済成長という図式が頭の中にできあがっているので、その考え方を変えない限り消費行動を変えることは難しいのではないでしょうか。 『経済発展』 が無駄使いの免罪符になっている⁉ そこでヒントになるのが、浜矩子さんのこんな説明、『お金さえあればいい?ー子どもと考える経済のはなし』 からの抜粋です。
経済活動のなかで、 お金はいちばん控えめに、 いちばんうしろからくっついていくもの。 「経済イコールお金」というのは、間違っています。 ひとがものをつくり、つくったものを分かち合う。 この分かち合いをスムーズにするために、 お金が活躍してくれれば、 みんながより充実した生活を 送れるようになるでしょう。  (P.17)
経済成長のために私たちの生活があるわけではなく、私たちの充実して幸せな暮らしの上に経済が成り立っている。ついてきてね! 経済。 Cocolog_oekaki_2017_01_15_16_14